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理事長 本田敬吉
高度IT人材アカデミー(AIP)は、素晴らしいDNAを持って生まれました。県と国の暖かい日差しのもと、北九州の豊かな土壌のうえに、IT業界の将来を約束する種が蒔かれたと言ってよいでしょう。尤も、IT世界標準からみると、AIPは遅生まれかもしれません。それは、失われた十年の巻き添えかもしれません。一方で、世界のIT業界、いや世界中の人々から「失われていないもの」をよく指摘されます。それは、日本人への信用なのです。日本人は物事を変えるのに、ずい分時間が掛かるが、一旦決めたことは必ず成し遂げる、しかも世界一流に仕上げる、という信用なのです。失われた十年は確かに大きなものです。殊にその間、米国もお隣の韓国も、ITを主砲とする変革には、目覚しいものがあります。AIPはその追跡者です。
AIP発足にあたり、協賛の官民各関係者とご一緒に祈念したいと思います。「世界一流のアカデミーに仕上げたい」と。
AIPは、福岡IT戦略の柱の一つとして、これからの日本にあって「最高位のIT人材を戦略的に育成し、その人材や知の集約をもとに、IT活用の高度化と地域の活性化を促進する」ことを使命として設立されました。
最高位のIT人材育成とは、単に技術知識を持つことを指すのではなく、ITを使ってビジネスプロセスを改善し、企業価値を上げてゆくために必要となるスキルを、実践的・経験的に身に付けた人材を輩出することであり、その結果企業や自治体に於けるITライフサイクルの全体を通じた、高い視点からのITガバナンスを促進します。
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